ボーイの仕事で辛いことって?

縦社会の下の方にあるのがボーイです


楽しいこともあれば辛いこともある、それがお仕事というもの。
では、ボーイの仕事の辛いところって、一体どこなんでしょう?

キャバクラ店で働く人たちをピラミッド型で考えた時、最下層にいるのがボーイという職種です。
夜のお店はなんだかんだ縦社会。
日本はそういう風潮が一般の会社でもあるのかもしれませんけど、キャバクラも同じように上下関係がある程度ハッキリとしているので、その最下層にあるということは、それで辛い思いをすることもあるということです

面倒な仕事を全て任されたり、忙しいのに雑用を指示されたり、理不尽な怒られ方をしたりなどは日常茶飯事。
まだ教えてもらっていない仕事を「早くやれ」なんて言われることもあるし、それができないと当然怒られるしで、一番の下っ端はやっぱり大変。

もちろん、上の人に逆らうことなどできません。
指示されたことができなければ減給されてしまうリスクもありますからね。

ただ、最近のキャバクラ店は男性のスタッフ同士も比較的仲が良く、面倒見のいい店長やマネージャーも増えてきています
厳しくするとすぐに辞めてしまうのと、自分が若い時に厳しくされたから、せめて自分が先輩や上司になったら優しくしようと考える人が増えてきていることがその理由なんでしょう。
昔よりも断然働きやすいはずですよ。

お客様やキャストの女性になめられることも


他の男性スタッフと良い関係性が築けたとしても、ボーイの敵はまだまだいます。

キャバクラ嬢の女の子の中にはボーイのことを完全に下に見ていて、アゴで動かそうとする人もいるほど
こういう時の女性は怖いです、ほんと。
年下のキャバ嬢になめられるほど屈辱的なことはないですけど、これも当然逆らうことはできません。

たまにバカにされたりもしますし、ちょっと失敗するとそれを他のスタッフに愚痴ったりするキャバ嬢もいます。
ボーイのことを完全に見下してるんですね。

そして、タチの悪いお客様もボーイにとっては大敵ですよ
特に酔っ払いは本当に面倒くさい。

ただボーイの仕事を淡々とこなしていても文句を言ってくるお客様もいます。
偉そうに指図する男性客、お目当の女の子がテーブルに来ないと怒り出す男性客、本当にいろいろいるんです。
当然、そういうお客様たちにもボーイはなめられる訳で、酔っ払いの男性に一度目をつけられると、その人が帰るまではまあまあ辛い空間で我慢しなければいけなくなります。
ボーイの退職理由にもこれらによるストレスが原因との声が良く聞かれますね。

ただ、そういうお客様が居座ると他の人にも迷惑がかかるしお店の評判にも関わりますから、あまりにも態度が悪ければ先輩や上司が追い出してくれたりもするので、我慢すると言っても少しの間で済むはず
これも昔と比べると、はるかに働きやすくなりました。